「着付け」もスタイル展の表現です。
東京キモノショーではきものや、コーディネートの魅力を損なうことなく見ていただくために、展示に特化した「着付け」と「展示」そのものにも力を入れています。 一見簡単に見えるトルソーの着付けですが、出展者のコンセプトやテーマを伝えられる着付けの技術を必要とし、携わる着付け師の多くは撮影着付けを学んだ着付け師です。また、この着付けに臨むための数回のレクチャーと、レベルチェックも実施しました。これはきものの文化を発信する東京キモノショーとして、着付けという仕事と技術をもっと認知してもらい、高めたいという考えからです。今年も、スタイル展の着付けに参加するために、九州、関西、東北と、全国から来ていただきました。「きもの」だけが、きものの文化ではなく、その下支えがあるからこその文化を知っていただくため、東京キモノショーは毎年担当した着付け師名も表記しています。
東京キモノショー キモノスタイル展
細野美也子(月刊アレコレ)/監修
木越まり(きものデザイナー)
須田久美子(花影きもの塾)/着付け技術指導
上条依子(凛kimono塾)