大人の顔になった、二十歳の五つ紋振袖

成人式で、友達はキラキラしたあざやかな色の振袖が多い中、私の大正ロマン風の落ち着いた柄の振袖は、逆に目立ってしまいました。成人式当日は大雪で、きものを着て会場までブーツで行った思い出があります。この同じ振袖を着て50代で「大人振袖の撮影会」に参加しました。五つ紋は当時でも珍しかったと思いますが、大人振袖として着たとき、それがいい意味でクラシックな雰囲気が出ていて品格があり素敵だと褒められました。