村本美奈子
祖母から母を経て私の手元に届いた戦前に作られたものたちです。母の思い出と共に大切に着ています。
祖母から母を経て私の手元に届いた戦前に作られたものたちです。母の思い出と共に大切に着ています。
祖母から母、私と受け継いだ戦前の本紅型。戦後着物はあらかた米に化けたが、絶対に売らなかった着物のうちの1枚で、祖母にとって思い入れがあった着物だと思う。着物に興味がなかった10年前、母が「自分が死んだら着物がゴミ扱いにしかならない」と嘆くのを見て譲り受けることを決め、着物を着始めた。譲り受けた際の紅型は沖縄らしいクリーム色の地色だったが、自分が着たいと思ったので悉皆で染め替えを依頼。4か月かかり、相当な出費だったが宝物になった。
嶋村理恵子