キモノスタイル2023 出展コーディネート
「ベージュ地に花と縞のレトロモダン振袖」
エレガントなフランス人女性として象徴的なフランソワーズ・モレシャンさんが80年代頃にプロデュースした振袖です。夢二のテキスタイルデザインを思わせる平面的な花や縞がなんとも言えず小粋で、モレシャンさんならではの珍しい発想の一枚です。日本的な色合いもまさに今人気のくすみカラー! 何より遊びのあるデザインを良い素材と染めで仕上げているのが時を超越するのでしょう。
「紫地に音符柄 オリジナルデザイン振袖」
武道館で行われた「日本歌謡大賞」総合司会の女優さんの着物のスタイリング依頼を受け「音楽会らしい音符やトーン記号などを大きく伸びやかに描いてほしい」と友禅作家の井上清造氏に描いてもらいました。艶のある生地に鮮やかな染めが客席からもとても美しく映えていました。その後もミック・ジャガーさんの来日時にプレゼンターの方に着て頂いたり音楽にまつわる思い入れのある一枚。
「黒地に露芝と扇柄の振袖」
露芝、扇、おしどりなど古典のモチーフ、色使いで格調高さもありながら、大きな構図と大胆な配色でモダンさも兼ね備えた振袖です。NHK「年忘れ日本の歌」など年末年始のテレビ出演時の華やかな装いに歌手の方が、また結婚式のお色直しにもお召し頂きました。今回は弊社の得意とするモダン系な小物を合わせてみました。
キモノスタイル2023 出展コーディネート
「茄子紺ぼかし地に大輪の蘭が咲き誇る振袖」
決して多色使いではないのに深い色味のゆったりしたぼかしとこちらに話しかけてくる様な大きな蘭が気品と豪華さを醸し出しています。毎年東京ドームで開催された「世界の蘭展」のイベント「着物ショー」では24年連続着付けを担当させて頂いておりました。その中でひときわ目立ったこちらの振袖に目が留まり出展後買わせて頂きました。
キモノスタイル2023 出展コーディネート
「黒地に多色使いの矢羽根柄振袖」
色とりどりの矢羽根オンリーの古典とモダンが入り混じった華やかなお振袖です。矢羽根でもここまで大きな描き方はなかなか珍しいです。それぞれランダムな動きがありまたパステルカラー使いなのも重くなりすぎないポイントです。日本ならではの矢羽根は海外にも人気で商社の海外向けポスターやカレンダーに登場しています。
キモノスタイル2023 出展コーディネート
「黒地にエメラルドの大振りな花柄振袖」
金・銀糸が織り込まれた夜空の様な黒地にエメラルドの輝きを放つ独特な雰囲気に思わず引き込まれて購入した現代物の着物。とてもシンプルかつ大胆なデザインの大人の振袖なので、弊社が得意な挿し色を効かせたシャープなスタイリング、着付けにしました。裾回しの赤が動いた時に大変ステージ映えします。
キモノスタイル2023 出展コーディネート
「黒地に大輪の牡丹の振袖」
まるで本物の様な大輪の花を咲かせる牡丹が大変美しい現代物の振袖。沙綾型の地紋が瑞々しい緑のグラデーションに浮き上がり、赤い花びらの染疋田や金コマ刺繍などが牡丹のみの柄を豪華に引きててています。若い方だけでなく、大人の晴れ着やステージ衣装としてもお洒落にお召し頂いている一枚です。
キモノスタイル2023 出展コーディネート
「黒の撒き糊地に花々と波紋振袖」
黒の撒き糊地に松竹梅や橘など初春らしい、おめでたい純日本的な古典柄の振袖は落ち着いた華やかさがあります。柄それぞれの色は抑えた優しい色ですが全身バランス良く柄があり、着姿はとても華やかです。弊社では専属の仕立てさんがおり、着た時に見栄えが良くなることを考えて調整しながら仕立ても行っています。CM・雑誌・カレンダー・ポスターなどに着用して頂いてます。
キモノスタイル2023 出展コーディネート
「黒地に松ぼっくりの振袖」
黒地に松ぼっくりと松葉が幾何学的に描かれ全ての柄に金箔の縁取りがされている絢爛豪華なお振袖です。多色使いの松葉は まるでクジャクの羽のようで躍動感もある華やかなお振袖なので、結婚式のお色直しやテレビの新春番組などで女優さんや歌手の方に着ていただいてます。今回はモダンにスタイリングしてみました。