きものカラーコーディネーター協会(KICCA) 能口祥子
KICCAは、センスは知識で磨けます!きものの可能性を広げる「きものカラーコーディネーター®︎」を育成する、業界初の各種講座・研究・技術提供を行う団体です。
2015年より受講生は全国で活躍しています。資格取得講座から、和の色ときものコーデの「色で広がる着物生活」も開催中。
代表理事:能口祥子/色彩総合プロデューサー
KICCAは、センスは知識で磨けます!きものの可能性を広げる「きものカラーコーディネーター®︎」を育成する、業界初の各種講座・研究・技術提供を行う団体です。
2015年より受講生は全国で活躍しています。資格取得講座から、和の色ときものコーデの「色で広がる着物生活」も開催中。
代表理事:能口祥子/色彩総合プロデューサー
満天の夜空に煌めく、降るような星たちをきものに表現された、故陣内久紹先生の蒔糊(まきのり)友禅の訪問着を中心に、コーディネート考えました。きものや帯の黒はベースカラー、白と青の蒔糊による幻想的な夜空を活かすために、合わせる小物の色数を少なくし、帯揚、帯締めにコントラストをつけてモダンなコーディネートに仕上げました。 きもの:陣内久紹(じんのうちひさつぐ)氏「星原」 帯 :ルミロック 帯揚:あふ
私が10代に(昭和40年代)誂えてもらった着物です。紅葉の季節、お茶会に着て行き、先生に褒めてもらったのが嬉しくて、今の私の寸法に直してお嫁入に持ってきたものです。今回は、着物と同系色の赤い(浦野理一氏作)帯とあわせ、より赤が印象的になるようにコーディネートしました。久しぶりに出してみると、今は亡き祖母や母の顔が目に浮かびます。今秋は久しぶりに袖を通したいと思っています。
深紫の美しさとモダンな白オウムの意匠に惹かれて約20年前に購入した、大正時代の共八掛のアンティーク着物です。当時どんな方がお召しになったのでしよう~と思いを馳せながら何度か着用しましたが、残念ながら生地の劣化で箪笥に眠らせていました。今回は柄の色を活かして帯もアンティークの白、帯揚に真赤を合わせ、艶やかな印象にまとめました。紫の美しさと古典の美匠を、是非ご覧ください。