染の山中 真糊糸目京友禅

『真糊糸目友禅』友禅の歴史は江戸時代まで遡り、茶道や日本舞踊の口伝と同様に代々一流の職人に受け継がれてきました。真糊糸目友禅には昔ながらの糯米(もちごめ)を使用する為、各々職人の卓越した技術と高い感性が必要となります。

しかし時代のニーズは加工がしやすい、樹脂ゴム糸目友禅や型糸目友禅が主流となり真糊糸目友禅は全体の0.2%とわずかとなりました。故にお客様の目に触れる機会が失われ、今まさに友禅の歴史から消えようとしております。

現代美に品格を纏い染め上げました染の山中謹製『真糊糸目友禅』キモノをご覧頂ければと思います。是非、お手に取り友禅の裏側をじっくりとご覧くだされば、自ずと職人達の想いが伝わるはずです。

中尊寺を訪ね金色堂の内陣、遥かシルクロードを想う

旅し日の想い出をキモノの柄に 美しい紋様と古典的デザインを現代の感性へ キモノ姿を想い描き意匠 真糊糸目線のたおやかな柔らかさ 繊細で艶やかな色彩を友禅挿し 金彩工芸を添わせて京繍を飾り 現代美に品格を纏い染上げた オートチュクール真糊糸目友禅キモノ オリエンタルな組紐の袋帯を締め 帯締めがアクセサリー

中啓に組紐

真糊糸目友禅付下げ『中啓に組紐』 中啓とは扇を開いたままの状態を維持し、公家や武家において儀礼の具とした。公家では檜扇を扇の中でもっとも正式なものでしたが、中啓はその檜扇に次ぐものとされ、能や狂言さらに歌舞伎の舞台でも使われ現在に及んでおります。 中啓(扇)に組紐を添わせて糊糸目友禅で染上げ、暈しをあしらいました。 唐織袋帯『柳に鞠』柳に蹴鞠けまりは、柳に鞠ともいわれ、枝垂柳に鹿革の蹴鞠を組み合わせた柄で、平安貴族の遊びにちなんだ雅な柄です。