株式会社西脇商店
西脇商店は安永二年(1773年)越後国小千谷にて縮問屋として商いを始め、今年で創業249年になります。 現在では小千谷縮をはじめとした小千谷・十日町・塩沢などの越後織物産地の製品の他、日本全国の伝統織物産地の方々と共にものづくりを行い、幅広い商品を取扱う産地問屋です。 伝統の技術や意匠に基本を置きながらも、その上に常に新しい技術や感性を生かした製品開発を心がけています。
西脇商店は安永二年(1773年)越後国小千谷にて縮問屋として商いを始め、今年で創業249年になります。 現在では小千谷縮をはじめとした小千谷・十日町・塩沢などの越後織物産地の製品の他、日本全国の伝統織物産地の方々と共にものづくりを行い、幅広い商品を取扱う産地問屋です。 伝統の技術や意匠に基本を置きながらも、その上に常に新しい技術や感性を生かした製品開発を心がけています。
江戸後期の小千谷縮 小千谷市所蔵(西脇新次郎家寄贈品)。空に舞う鶴の群れを緯総絣で表現している、小千谷縮の逸品です。鶴の飛翔する動きのある表現は江戸時代の小千谷縮としては大変珍しい意匠で、のびやかさがありつつ端正な景色として見る人を捉えます。地色は、赤色系の染料、蘇芳という植物で染めた紫みのある赤系。素朴であるはずの小千谷縮が、現代見ても”華”がある仕上がりになっています。