以下は東京キモノショー2022のキモノスタイル展出展コーデです。
ボストン美術館所蔵能衣装復元品
ボストン美術館に所蔵されている唐織の能衣裳を、じゅらくが1980年代に復元。明治期に海外へ持ち出され、当該美術館で保管されているなかの1点。地に籠目が敷かれたその上に扇面を散らし、扇面の中には水仙、牡丹、菊、あやめなど、能衣装によく使われる文様が配置されています。江戸末期あたりに見られる作例で、それが明治まで続いたのでしょう。
Tokyo Retro 椿
タイトルの通り、レトロ感を表現した1枚になります。柄は椿の花をモチーフに濡れ描き風に仕上げ、全体に流れを作りながら表現しました。ちりめん系の生地を使用することにより、よりレトロ感を生み出しております。配色としては地色を人気のアイボリーで上げ、白の椿に葉にはブルー系を使用しました。あえて色数を減らすことで、単色配色で仕上げました。要所に金加工・刺繍加工を施し、濡れ描き風のデザインが際立つ、レトロ感溢れる1枚です。